沿革
1900年:東京都葛飾区平井にて瓦工事業として旗揚げ
1953年:葛飾区に移住 以降72年にわたり屋根工事業として営業
1991年:国土交通大臣認定 屋根瓦工事技師 取得
1993年:厚生労働大臣認定 かわらぶき技能士1級 取得
当代にて4代目(曾祖父より)となる
理念
建設業界では、工事内容が専門的で一般の方には分かりにくいこともあり、残念ながら説明不足や見積もりの不透明さが原因で、トラブルや不信感を招いてしまうケースも少なくありません。
室町瓦店では、そうした業界の現状に真摯に向き合い、明朗会計とどなたにも分かりやすいご説明を徹底し、うそやごまかしのない誠実な姿勢を貫いています。
すべての施工において丁寧な仕事を心がけ、お施主様に安心してお任せいただける存在であり続けたいと考えております。
また、室町瓦店では、生活に直結する雨漏りなどの緊急トラブルへの迅速な対応はもちろん、既存屋根のメンテナンスにも力を注いでいます。
瓦のずれや劣化、下地材の傷みなど、屋根には経年による劣化が目に見えない形で少しずつ進んでいきます。こうした変化を放置すると、雨漏りや構造の歪みなど、住まい全体に影響を及ぼすリスクが高まります。
定期的な点検や補修を行うことで、屋根本来の機能を維持し、建物全体の寿命を延ばすことができます。さらに、屋根の健全性を保つことは、万一の地震や台風といった災害時にも安全性を確保するうえで非常に重要です。
こうした日常的なメンテナンスの積み重ねこそが、大切な住まいを守る第一歩であると考えています。
また、室町瓦店では、屋根の耐震化を「住まいの安全を守るための使命」と捉え、理念の柱のひとつとして大切にしています。
日本は地震や台風が多く、屋根はその影響を最も受けやすい部分です。重量や構造は建物全体の揺れ方に大きく関わるため、屋根の耐震性は住まいの安全に直結します。
とくに築年数の経った住宅では、現行の耐震基準を満たしていないケースも多く、早めの見直しが重要です。
室町瓦店では、屋根の状態や構造に応じて、固定の強化や棟部の補強、下地材の補修など、必要な耐震化工事を適切にご提案・施工しています。
「今ある屋根を、より安全に、より強く。」
地震が起きる前にこそ備えるべきだと考え、確かな技術で安心な住まいづくりを支えてまいります。